受験生のための研究紹介

この社会がどのように情報化されようとも、モノ作りの重要性は変わることなく、その作り方が変わってくるだけです。私たちの周りの様々な機械も、技術の進歩とともに益々複雑で高度なものとなり、機械単体ではなく、システムとして捉える必要が出てきました。この先端的機械システムにおいては、構成要素の材料物性、熱伝導、流体挙動などの基礎および最新知識が重要になります。また、理論と感性と人間の創造性にもとづき、機械システム全体をどのように設計し、生産し、制御するかが、大切な課題となります。機械システム学コースでは、情報化社会でのシステム的モノ作りに必要な普遍的な基礎学問、および最新のシステム学の教育と研究により、21世紀に活躍できる技術者と研究者の育成を目指しています。

ここでは,機械システム学コースの教員が具体的にどのような分野で研究に取り組んでいるのかを紹介するため,機械システム学コースの研究室の研究テーマのうち,ほんの一例を紹介します.機械システム学コースの学生は,4回生で研究室に配属され,各自で専門分野の新しいテーマに関する研究に取り組み,その結果を学士論文にまとめます.あなたが将来,このようなテーマに関連した研究をさらに進めることになるかもしれないのです.

ここでは,受験生の方向けに,研究の魅力を分かりやすく書いた研究紹介を幾つか紹介します.コース紹介の教員・研究室のページにもあるように,機械システム学コースには多くの教員が所属していて,各自がさまざまな分野の,異なるテーマに取り組んでいます.このページで紹介するのは,そのうちのほんの一部に過ぎません.

機械システム学コースの他の教員の研究内容や,より詳細で専門的な研究紹介については,コース紹介の研究紹介のページなども参考にしてください.