分属説明会の様子
2021年度の分属説明会はオンライン資料とZOOMの開催となります。
日時 2022年1月20日(木)
ミーティングIDなどは事務から連絡されます。
資料や動画はこちらをご覧下さい。
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4回生から博士課程の先輩が分属についていろいろ相談に乗ってくれています。
パネル紹介では研究テーマの現状について、丁寧に説明してもらえます。
模擬実験は、霧箱にクルックス管、バンデグラフなどを用意しています。
これが霧箱。白い線が走っているのが見えますか。
クルックス管。綺麗な緑ですね。
研究テーマの紹介をスライドを用いて行っています。
はじめのテーマは、「壁のくしゃみでプラズマが消える?------核融合炉の命運を握るプラズマ-壁相互作用------」です。
概要は、「核融合には高温高密度のプラズマが必要ですが、それは現在建設している熱核融合実験装置ITERで達成できそうです。次は、プラズマを長時間維持する技術の開発です。それには壁のくしゃみを解明しなければなりません。一体どういうことでしょうか。」といった感じです。
次のテーマは、「X線のエネルギー情報を用いたレントゲン-----お相撲さんはガンが見つかりにくい------」です。
概要は、「高速電子により発生するX線は,広いエネルギー分布を持ちます.しかしレントゲン撮影では透過X線の多寡で診断するので,お相撲さんのガンは発見が困難です. お相撲さんの健康のため,X線のエネルギー情報を!」といった感じです。
3番目のテーマは、「“量子ビーム”の可能性を解き放つ------イオン加速器の応用と量子ビーム科学------」です。
概要は、「物理の基礎研究のために開発された加速器ですが,最近,その特殊な能力を生かして工学・医療などへの新たな応用技術が展開されています.説明会では,我々が所有しているイオン加速器を用いた研究・教育の様子を紹介します.」といった感じです。
最後のテーマは、「原子力発電と地熱発電の関係って?------原子力工学の展開------」です。
概要は、「原子力発電所は人間の作る最も巨大な工業製品です。それを支える原子力工学は多くの学問分野からなる総合工学であり、その研究開発によって他の分野の技術革新を進めると期待されます。その展開例をいくつか紹介します。」といった感じです。
分属説明会に参加できなかった方もご安心ください。
原子核工学コースでは、個別の専攻のご質問やご訪問を歓迎してます。