原子核工学コース 紹介ページ(令和4年度 物理工学科 分属説明会)

ようこそ!

このページでは,原子核工学コースの Zoom 説明会の案内と,簡単な研究グループ紹介をしています!

京都大学工学部 物理工学科原子核工学コース

Zoom 説明会:1月13日(金)14時〜16時

ZoomミーティングのURLとパスワードは,前日の1/12にメールで案内があります.そのURLから入室して下さい!
Zoomに入ったら,以下のブレイクアウトルームの中の希望のルームへ自由に移動して下さい.

ブレイクアウトルームの構成

  1. 全体説明の部屋(どこに入れば良いか分からない人は,とりあえずこちらへどうぞ)
  2. 第1グループ(量子エネルギー物理工学:エネルギー変換工学プラズマ物理工学
  3. 第2グループ(量子エネルギー物理化学:燃材料工学重元素物性化学
  4. 第3グループ(量子システム工学:量子ビーム科学粒子線医学物理学
  5. 第4グループ(量子物質工学:量子物理学中性子工学中性子源工学中性子応用光学
  6. 学生部屋(先生抜きで先輩に話を聞きたいときは,このルームを使ってね)

※ 注意事項

  • Zoomミーティングに入室したら,まず名前をフルネーム(例:京大原子)で記載して下さい
  • 不明な点やトラブル等が生じた場合は、Zoom内のチャットもしくは担当教員のメール(public@nucleng.kyoto-u.ac.jp)まで連絡下さい.
  • ブレイクアウトルームはZoom画面の右下あたりにボタンがあります.

  ブレイクアウトルームの説明図

 

研究グループ

第1グループ(量子エネルギー物理工学)

(1-1) エネルギー変換工学

核反応によって生じるエネルギーを安全かつ効率的に利用するため、その発生と変換に関する物理および工学について研究をおこなう。基礎的な物理機構の解明に基づき、有効な制御手法を構築することによって、環境適合性の高いエネルギーシステムの実現に寄与することを目的とする。

具体的には、原子炉(核分裂炉、核融合炉)におけるエネルギーの有効利用と安全性に密接に関連した熱流体工学に関する研究を進め、特に混相流科学の確立をめざす。

1ー1グループへのサムネール

 

(1-2) プラズマ物理工学

太陽をはじめ、宇宙で輝いている恒星のエネルギーは核融合によって供給されています。この核融合エネルギーを地上において制御することが出来れば、人類の直面しているエネルギー問題を解決することができます。しかしながら、核融合炉を実現するためには、超高温のプラズマを核融合反応が起こるまで閉じ込めておかなければなりません。

本研究室では、磁場閉じ込め核融合炉の実現を目指して、核融合プラズマ中の輸送現象や不安定性、プラズマ波動によるプラズマの制御などについて、主に理論・シミュレーションによる解析をおこなっています。

 

第2グループ(量子エネルギー物理化学)

(2-1) 燃材料工学

持続発展型の社会を実現するためには、エネルギーの確保と環境の改善が欠かせません。二酸化炭素の排出が極めて少なく、資源も豊富に存在する、核融合や原子力などの核エネルギーは、我が国に適した選択肢です。将来の有望なエネルギー源である水素を、環境に負荷をかけずに製造する方法としても、核エネルギーは注目されています。

私たちは、核エネルギーを安全に、そして有効に利用するための材料研究や開発をおこなって います。核エネルギーの開発・利用においては、厳しく廃棄物を管理し、実質的なゼロ・エミッションを達成してきました。また、極微量の汚染を除去する技術を開発してきました。私たちは、これらの技術を、環境の改善や保全に役立てることも目指しています。

小林先生の研究紹介リンク用サムネール
京都大学図書館 桂の庭
 小林准教授の研究紹介

 

(2-2) 重元素物性化学:大学院から

 

第3グループ(量子システム工学)

(3-1) 量子ビーム科学

ナノスケールでの原子や分子の性質を正確に理解することなくして21世紀の真の先端科学はあり得ません。現在様々に展開されている物質科学や生命科学においても例外では無く、原子レベルでの物質現象の解明は益々重要視されています。

本研究室では、加速器やレーザーなどを使って制御性の良い多機能のイオン、電子、光子ビームを発生することができます。これらの量子ビームは原子から素粒子までミクロな物質とさまざまに反応します。その反応素過程ひとつひとつを実験で探り、新しい自然のメカニズムやプロセスを見出す研究をおこなっています。さらに、それらを活用することにより、高付加価値ナノ物性を備えた新材料の創生や物質・生体の分析・診断に応用する研究を進めています。

3−1の研究紹介pdf用サムネール
研究紹介ファイル(PDF)

 

 (3-2) 粒子線医学物理学:大学院から

 

第4グループ(量子物質工学)

(4-1) 量子物理学

量子論は電子や電磁場などに適用され、これまで多くの実験を矛盾なく説明し、多くの「もの」の振る舞いと関わってきました。一方、量子論誕生以来、そもそも量子論は何故このような形をしているのか、量子論と古典論の違いは何か、など「もの」に依らず、量子論そのものの普遍的な様相を数理的に探る研究も行われてきました。当研究室では、量子論の本質的な特性(量子性)とは何かを探り、量子性を用いると何ができるのかといったことを考えています。

(4-2) 中性子工学

エックス線やガンマ線,中性子は、電荷を持たない放射線です.このため,物質の内部まで侵入したり,物質を透過することができます.このような性質を利用して,物質科学研究用の微視的プローブとして、物理、化学、医学より生命科学に至る広い分野において利用されています。

本研究室では、電荷を持たない放射線を測定する放射線検出器の開発,生命科学や新しい物質科学を拓く高輝度中性子源と量子計測デバイスの研究開発,,およびこれらを用いた先進イメージング法の研究を進めています。

4−2のページへのサムネール

 

(4-3) 中性子源工学:大学院から
(4-4) 中性子応用光学:大学院から

その他の研究紹介資料

  • 2021年8月オープンキャンパス

  

 

リンク